秋学期・クリスマスを終えて

9月から始まった秋学期が終わり、クリスマスも終わりました。今学期の出来事を振り返ってみたいと思います。

↑サイバーマンデーでPixel4を買いました。写真がすごくキレイに取れる!!


まず、妻と私は近所のキリスト教教会の英語スクールに通いました。1学期、週1回で$50くらいでとてもリーズナブルな内容です。私は夜週1回のコース。妻は午前週2回のコースです。

妻はそこで国際色豊かな、かつ英語力が同程度の友人に恵まれ、急に社交的になりました。よくお茶したり、家にあつまって各国の料理を堪能したりしていました。まさか私が英語でLINEするようになるとは、と感慨にふけっています。

↑持ち寄り料理パーティ「ポットラック」の国際色が豊か!食べたことのない料理がたくさんです。


私はプレゼンテーションやスピーチを学ぶコースだったのですが、結構勉強になりました。オバマ大統領や有名な社長のスピーチを見て、それを真似てトレーニングするという内容です。抑揚と韻律を重視した内容で、まるで歌のトレーニングを受けているような気分でした。とは言っても、とてもゆるい内容で気楽に参加できました。

その英語教室が縁で、教会に行く機会が増えました。特にキリスト教とは縁遠い人生を送ってきましたが、欧米文化を学ぶのに教会は大変素晴らしい場所です。いつでもだれでも歓迎してくれて、あまりお金がかかりません。

日曜の午前中にSunday Worshipという集まりが教会では開催され、それに通うのが由緒正しい信仰のあり方。TraditionalとContemporaryがあり、Youtube生中継もされます。

聖歌隊のコンサートや、クリスマスイブの集会など、厳かな雰囲気を体験することができました。

↑クリスマスイブには大勢の人が教会に集まり、厳かに過ごします。


末娘はコミュニティセンター(公民館のようなところ)のバレエのレッスンを受けました。こうしたものはセメスター制で、10回くらいをひと単位として秋、冬、春とプログラムが組まれています。運動系もカルチャー系も各種揃っており、リーズナブルです。こちらも内容はとてもゆるく、和気あいあいとしておりました。

長男は学校の提供する放課後プログラムを開始しました。これは無料のクラブ活動のようなものです。彼は自分の大好きなロボティクスと3Dプリンタのプログラムをとりました。マインドストームやTinkerCadなど、私が大学で教える時に使うようなツールを使って、なにやら楽しくやっていたようです。プログラムを主催するのは学校そのものではなくて、教育を事業にする外部企業や公益的な団体です。こういうプログラムが公立学校で提供されることがすごいですね。

そして小学生の2人の子は、12月末に英語初心者特別学習校であるBilingual Orientation Center(BOC)のプログラムを修了しました。というか追い出されました。当初は、良い近隣学校への通学を期待して家を選んだのに、予想外に遠方のこの学校があてがわれたことをどう考えるべきか結論を出せずにおりましたが、手厚い教育と支援をいただき、とてもありがたかったです。このまま3月まで居座りたいと思っていましたが、どんどん新しい子がこのプログラムに参加してくるので、教室のキャパシティ的にどうしようもないそうです。あと残り3ヶ月で別の学校に転校するのは親も子も身構えてしまいますが、ここは素直に我が子の予想外の成長を喜びたいと思います。BOCの先生方には大変お世話になりました。このご恩は忘れません。次の学校のことも、折に触れてお伝えしたいと思います。

中学生の長女も、頑張っています。高学年ほど、普通の現地学校への転校は難易度が高くなります。秋学期のはじめに一度、現地学校への転校を検討しましたが、思い直してこのままBOCプログラムの中学校で1年間お世話になる予定です。今学期は軽音楽の放課後プログラムに参加し、ギターを弾いています。ピカピカのギターを1台、貸与していただきました。

振り返れば子どもの学校や英語教室などを通じて、じわじわと人々との交流の輪が広がりました。我が家はわりと人が集まりやすい立地であることから、感謝祭やクリスマスのパーティを主催し、楽しい時を過ごしました。秋冬になると基本すぐ日も暮れて天気の悪いシアトルですから、屋内で楽しむ上で、とりあえず人を招いて談笑するというのはなかなかよい時間の過ごし方です。

下の写真は、クリスマスパーティで妻が振る舞ったスパイラルハムです。クリスマスといえばチキンやターキーという印象がありましたが、実際のところチキン・ターキーは感謝祭で食べてしまうので、クリスマスはハム、という選択がわりと多いようです。このハム、めちゃくちゃおいしかったです。10kgほどもあるハムですが、値段は$15くらいでした。アメリカは肉とビールが安くておいしく、危険です★


↑スパイラルハム。妻いわく、焼くだけなのでターキーより全然調理は楽とのこと。ちなみに骨付きで、このあと豚骨スープになります。上に映るビール缶でそのサイズをご想像ください。

気がつけばもうアメリカ生活も3/4が終わってしまいました。そろそろアメリカでやっていることをまとめ始め、帰国のことを考え始めなければ。




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