4/4 子どもたちの現地公立学校への入学手続き

傾いたスタイリッシュハウスのairbnbを早々にチェックアウトした我々は、晴れて新居に引っ越しました。
カーペット張りの部屋で、しばしごろごろしました。いやー、地面が平らであるって、すばらしいですね。

さて、次は最重要業務である、子どもたちの公立学校への入学手続きです。
実は昨日に最初のairbnbをチェックアウトする際、すごく近所にこれから私の子どもが通う予定の小学校があったので、挨拶と情報収集に行ったんです。
すると暖かく歓迎されつつ、4/5がこの学期の最終日で、その後は1週間 spring breakという休みに入ってしまうから、早めに入学手続きしたほうが良いよとアドバイスされました。

そこで今日は慌ててダウンタウンから南にすこし行ったところにある、マリナーズの野球場の更に南に位置する、シアトルの公立学校のオフィス(教育委員会的な場所でしょうか)に向かいました。

駐車場から、スターバックスのオフィスビルが見えます。超大型女型巨人セイレーンが顔をひょっこり出しているように見えて、ちょっと笑っちゃいます。

入学受付では、すごく人が良くて親切なAmyさんという担当者に、手とり足取り教えてもらいながら入学手続き書類作成やオンラインアカウント作成などをしました。
子どもたちは別室に連れて行かれ、英語力テストを受けたようです。当然全くわからないので、英語力は最低レベルの判定だったことでしょう。

ここで、Amyさんから重要なことを教えてもらいました。

  • 【初耳】年齢から考えると、日本では6年生相当の長女はmiddle schoolに行くことになる。(全員elementary schoolかと思っていたんですが、ちょっと残念!)
  • 基本的に公立学校は、住所から機械的に決められた近所の学校に割り当てられる(これは承知の上でした。それで、近所の学校の評判が高い場所を選びました)
  • 英語力の低い子どもは、ESL教育(非ネイティブのための英語特別教育)をその学校で受けられる。(十分受けられない学校もあるようですが、注意深くESL教育してくれる学校を選んだつもりです)
  • しかしESL教育といっても、週に何時間程度のように限られている(ある程度聞いていた)
  • 【初耳】これとは別に英語力がとても低い子どもたちには、BOC(Bilingual Orientation Center)という場所(組織?)で1学期間、初歩の初歩から英語を勉強する機会が提供される。そこに行くかどうかは親の判断次第。そこで英語力を高めて、成果を見ながら9月から地元公立学校に転籍する。BOCへの通学は無料であるし、送迎も無料である。シアトル近隣の地域から特定の学校に人が集まるので、タクシー送迎かもしれない。それでも無料(←すごいね!)

英語テストの判定結果は出るまで数日かかるということで、それまでにどうするか考えておいてねとのことです。

問題は、BOCとして配属される可能性のある候補の学校が、これまで学校選定の拠り所にしていたgreatschools.orgで低評価だったり、そもそも特殊過ぎて記載されていない学校であることでした。

子どもたちによい教育を受けさせようと念入りに準備し、住所まで決めたのですが、なんだか空回りしてしまった無力感を感じました。

妻となだめあいながら、まあ、まずは子どもたちがどういう学校に行くのか、実際に訪問して見てみよう、良いところかもしれないし、全てはそれからだね、とポジティブに考え、帰路につきました。

新居での最初の晩餐です。最高に散らかっていてすみません。ようやくダンボール荷物を荷解きしたので、子どもが持参したおもちゃ類で遊びまくっています。

広いカーペットの部屋で、ゴロゴロし放題。家具が殆ど無いです。ダンボールに布をかけて即席の机にし、Trader Joe'sの水餃子をおかずに米を食べるジャパニーズです。(この餃子は癖が少なくておいしいです)






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