4/5 公立学校にアポなし訪問

今日は、子どもが配属される可能性のある学校を見学に行きました。
アメリカの学校はオープンなので、いきなり訪問しても親切に歓迎してくれます。

「アメリカの現地校に通うということ」
https://www.amazon.co.jp/dp/4902799367

この本を読んで、「とにかくアメリカの現地校でうまくやるには、足繁く親が学校に通うことだ」と書いてあったので、まだ入学前ですが実践してみます。
(意識高く見えますが、電話でのコミュニケーションが結構難しいので、私の中で「直接訪問して会話したほうがまだまし」と思うようになってきちゃってます・・・消極性デザイン研究者として我ながら興味深い。)

最初に長女が通う予定だった地元中学校に行きました。
Hamilton International Middle School といいます。津田塾大学も顔負けの由緒ただしそうな立派な建物です。


スクールカウンセラーと短時間お話することができ、「うちの娘が近所に住んでいてこの中学に配属予定だが、英語力ゼロなのでまずBOC(英語初学者向け特別学校)での教育機会が得られるかもしれない。どうすべきか。」と聞いたところ、「いきなりこの学校に配属されるときっと娘さんも大変だから、まずはBOCに行ったほうがいいです。わが校にもESL(英語初学者向けプログラム)はありますが、BOCほど充実しているわけではないです。このまま本校に入学すると、娘さんは大変苦労することでしょう。」とかなり強めに言われました。スクールカウンセラーはやはり子どものメンタル面にかなり寄り添った立場のように感じました。しかしスクールカウンセラーが常駐しているって、いいことですね。日本とは違う。スクールカウンセラーが常駐しているのは、ここでは普通のことのようです。

この段階で、既に私達の中では少なくとも長女はBOCかな、という思いになっておりました。
次に長女が割り当てられる可能性のあるBOCであるSeattle World Schoolに行きました。鉄格子のフェンスに「Wepons Free Zone」などと書かれており、物々しいです。この学校は多様性の極み。移民、難民、低所得者、ありとあらゆる社会属性の子どもたちが集まっていました。初見ではだいぶビビっていたのですが、先生方に丁寧に校内を案内してもらい、カリキュラムについて説明を聞いてみて、とても手厚くあらゆる子どもに教育機会を与えようと工夫され投資されていることがわかり、好意的にこの学校を受け入れることができました。長女もまんざらではない様子でした。



帰りの車の中で教育委員会から電話があり、子どもたち全員にBOCの機会が与えられるが、どうします?と聞かれたので、「よろしくおねがいします。」と答えました。

いろいろ不安は残っていますが、子どものためにはまずBOCに通うほうがよいという専門家の判断がありますし、こんな環境で勉強できるなんてとても刺激的だし、基本的には(順調に進めば)この1学期だけの配属で現地校に9月からは戻るということですし、アメリカ式英語ブートキャンプみたいなものだ!と思いました。

ブートキャンプ:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97
(ビリーズブートキャンプにはお世話になりました。ビリー隊長、いま私はアメリカにいます!)

次に長男と次女が通うBOCの小学校である、Northgate Elementary小学校に行きました。(長男と次男の通う予定の現地校は、既に過去に訪問しておりますので今日は行きません)
施設を案内していただき、もう入学が決まっているので書類手続きを済ませて帰りました。とても楽しそうな教室です。子どもたちも興味津津です。



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